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キムヨナ孤独 負けられぬ執念の戦い [ソチオリンピック]


 
キムヨナの立場を見事に表しているコメントを目にした。
いわく「団体で戦える日本は強い。韓国はキム・ヨナがいるだけだ」


 これは、フィギアスケ-トを観戦した人なら感じる、素朴な疑問だろう。団体戦には、日本はもちろんのこと、「まだまだ」の印象が強い中国でさえ出場しているのに、「フィギュア強国」のイメージが強い韓国が出場していないのである。


これは、韓国にはキムヨナしかいないという事情を端的に示している。女子も男子も、さらにはペアやアイスダンスなど世界レベルの選手がいないので、団体チ-ムが組めないのである。



あらためてキムヨナの立場を考えてみれば、キムヨナが勝つことは絶対使命になっているのかもしれない。

そうでなければ、韓国のスケ-ト協会もその存在を脅かされる。後継者不足は協会の責任だろうから。

そんな韓国のなかで、キム・ヨナがひとりで背負わされてきた「重圧」は想像をはるかに超えるものだったに違いない。

絶望的な孤独感を感じることも多かったのではないか。「恵まれた環境にいる他国の選手に、私の気持ちがわかるものか。」そんな思いまで想像してしまう。

キムヨナの判定疑惑というものも、きっと本人のあずかり知らない出来事だろう。でも、そうまでしても勝たせたい、いや負けては困ると考える人達がいるのも事実なのだろう。


対する浅田真央は8日、団体戦の女子シングルのショートプログラムに出場した。トリプルアクセルで転倒するも3位につけ、日本は総合4位でフリー種目に進出した。

演技後、浅田真央は「これがオリンピック。個人戦までには調整して、最高の演技をしたい」とコメントした。日本の報道も、全体的には好意的な感じであった。

もし、キムヨナが失敗演技をしたとき、韓国では寛大な報道をするのだろうか。キムヨナたたきが、韓国で起こりそうな気がしてならない。早くキムヨナを開放してやったら、そんな思いになる。


態度が悪いと言われようと、八百長のうわさをされようと、みんなから嫌われようと、誰がなんと言おうと、歯ぎしりしても勝たなければならないという強靭な決意をもった、孤独にして孤高のキムヨナ。

かくして、キムヨナと浅田真央の最後のオリンピック対戦が始まる。 



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